友人の自宅に遊びに行ったときのことです。

「庭もあるんだね!素敵だね!」

なんて話をしていると、

「猫の額のような庭なんだけどね!」

と返ってきました。


猫の額


「猫の額…?」

こんな時にあなたはなんと返すのが正解なのでしょうか?意味がわからないと、失礼なことを言ってしまうかも…。


今回は猫の額について意味や語源、使い方の解説をしていきます!

どんな意味でなぜそんな言葉があるのか、一緒に勉強していきましょう!



猫の額の意味・読み方は?


「猫の額」は「ねこのひたい」と読みます。

「場所のせまいこと」と言う意味がありますよ!



「猫の額のような庭」とは、「せまい庭」ということだったのです!

適当に「ですね…あはは」なんて言っていたら大変なことになっていましたね(;´Д`)

意味がわからないと、そのまま相手に合わせてしまう人が多いと思います。

語彙力を高めることは、円滑人間関係を気付くのにも重要なこと!


しかし、なぜ「猫の額」が「せまい」という意味になるのでしょうか?

それにはこの言葉の語源を知ることで、その糸口が見えてくるんです!

早速、どんな語源なのか一緒に勉強していきましょう!


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猫の額の語源とは?

では、「猫の額」の語源を解説します!

「猫の額」とは、見た目通りに「猫」が基になっている言葉なんですね。

猫といえばペットとして人気の動物で、日本のみならず、世界中で昔から愛されてきました。

とても身近な動物なので、日本では諺や慣用句にとても多く使われていますよね!


良く耳にする「猫をかぶる」「猫の手も借りたい」などは猫の習性が基になっている言葉です。

「猫の額」も同じで、これは猫の見た目から連想されて出来た言葉なんですね!


ここで気になる、「額」についてお話していきます。

額と言えば「おでこ」のことですが、猫のおでこって…あまりピンと来ませんよね?

猫の顔と聞いて、大きな目、長いヒゲ、鋭いキバ…こんなところでしょうか?おそらく、額をイメージする人ってほぼいないと思います。


では、猫に額はあるのか?という話になってきますが、これに答えるのは非常に難しいんです。

なぜなら、辞書で「額」と引くと、「眉毛と髪の毛の生え際の間をさす」と載っているんです。これは人間の話で、猫には当てはまりませんよね!

元々全身が毛で覆われていて、眉毛なんだかヒゲなんだか生え際なんだかよくわかりません。いまいち「猫の額」という定義はハッキリとはしていないんです!

それくらい、あるんだかないんだかわからないようなもの=とても小さいもの、と考えられて「猫の額」が「場所がせまい」という意味で使われていると推測できます!


ちなみに、猫じゃなきゃダメなの?と思ってしまいますが、残念ながらしっかりとした理由はわかっていません。

恐らく、他の言葉にも登場するくらいに人口に膾炙されている猫ですから、昔の人も例え話としてはスムーズに受け入れられたのではないでしょうか?

もしかしたら始めに考えた人は猫好きなのかもしれませんね!

そんな「猫の額」ですが、どんな風に使うことが出きるのでしょうか?次はその使い方について勉強していきましょう!


猫の額

猫の額の使い方・例文!

「猫の額」の使い方を解説していきますよ!

  • 「猫の額ほどの広場に人が集まっていた」
  • 「土地といっても猫の額ほどの大きさなんだ」



このように使えますね!

「猫の額」は「せまい」という意味ですが、主に「場所がせまいこと」として使われる言葉なんです。

庭、土地、家、部屋なんかに使うことが出来ますよ。

自分の庭が「猫の額ほどの~」のように自分で謙遜する際に多く使われます!

人のものに対していうと嫌味になってしまいますので、使う際は気を付けてくださいね!


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さいごに

では、ここで「猫の額」の類義語を紹介していきます。どんな言葉があるのでしょう?

  • 「猫額大」
  • 「びょうがくだい」と読みます。意味は「猫の額」と同じで、「場所や土地がせまいこと」です!

  • 「雀の涙」
  • 「すずめのなみだ」と読みます。意味は「とても少ないこと」です!実際に雀の涙がとても少ないことから来ています。

  • 「薬にするほど」
  • 「くすりにするほど」と読みます。「非常に少ないこと」という意味です!



今回は「猫の額」の意味や語源、使い方について解説してきました!

見たまんまの、猫から来ていた言葉でしたが、猫の額を「せまいとこと」と例えるとはなかなか思い付かないことですよね!

様々な言葉がありますが、本当に日本語とは奥が深く、調べてみると驚かされることばかりです。

昔の人は本当に表現が豊かで、頭が下がります。

現代人の私たちも昔の人に負けないよう、語彙力をどんどんあげて素敵な日本語を継承していきたいものですね!


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