顔が売れるの使い方！コトバに隠された本当の意味とは？

「この俳優さん、近ごろ顔が売れてきましたね！」

ワイドショーで飛び出したこの言葉、「顔が売れる」とはどんな意味がある言葉なのでしょう？

素直に考えてみても顔を販売することは出来ませんよね。ではいったい何を売っているのか…

今回は、顔が売れるの意味や語源、使い方について解説していきますね！

ではまず、意味からいきますよ！

顔が売れるの意味・読み方あ？

「顔が売れる」の読み方は「かおがうれる」です。

「世間に広く知られる、有名になる」という意味がありますよ。

しかし、なぜ「顔が売れる」が「広く知られる」という意味になるのでしょうか？

これだけでは、売れる＝広く知られるのイメージまでは掴めませんよね！

ではそれを知るために、「顔が売れる」の語源について解説していきます。

語源からもう少しこの言葉を深く理解しましょう！

顔が売れるの語源とは？

「顔が売れる」の語源について解説していきます！

まず、この言葉をバラして考えてみましょう。

「顔」は言わずと知れた「顔面」のことですよね！

この「顔」という漢字１つだけでも、顔、表情、顔ぶれ、面子、物の表面、名誉、知名度などの意味があります。「顔」だけではなく、とても様々な物の例えとして使われていますね。

そして「売れる」は、商品が買われる、世間に知られ有名になる、人気がありもてはやされる、という意味があります。

ここで少し意外な発見がありませんか？

なんと「売れる」には「商品が買われる」だけではなく、「世間に知られ有名になる」という意味があるんですね！

販売の方の「売れる」があまりに身近すぎて、それ以外の意味があるとは考えてもみませんでした！

ただ、「売れる」単体では「商品が買われる」ニュアンスが一般的ですので、「顔が～」など文章になった場合に「世間に知られ有名になる」という意味になってくるようです。

これは参考までに覚えておいてくださいね！

売れるから話をもどします。

つまり、「顔」は人の特徴ですから「その人」のことを指していますね。

そして「売れる」の部分に「有名になる、人気がありもてはやされる」の意味がついてくるということになります。

また、「売れる」には「商品が買われる」という本来の意味がありますから、イメージとしては「その人物などが、自分から進んで世間に知られようとしている」(売れようとしている)そんなニュアンスが含まれていますよ。

買い手も、ただ目立たなく置いてある商品を買うわけではなく、売れよう売れようとアピールしているものを買いますよね！

あなたもCMで素敵な商品が紹介されていたら気になりませんか？

そんなイメージを持ってもらえると分かりやすいと思います！

では、実際に活用するにはどのような使い方があるのでしょうか？

次は実践編として、「顔が売れる」使い方の解説をしていきますね！