とても困ったことが起きた時、「どうしようどうしよう」と慌てふためいてしまったあなた。

この状況をなんとか打開しないといけませんが、あなただけではどうしようも出来ません。


顔が利く


そんな時、そばにいた友人が言いました。

「○○君に連絡をしてみよう!彼、色々と顔が利くからなんとかなるかもしれないよ!」

「顔が利く」こんな風に登場してきましたが、どんな意味がある言葉なのでしょうか?


今回は、「顔が利く」の意味や語源、使い方について詳しく解説していきますね!

ではまず意味から順にいきますよ!



顔が利くの意味・読み方は?


「顔が利く」これは「かおがきく」と読みます。

「信用や権力があって、相手に対して無理が言えること」という意味があります!



これでは、ちょっとわかりにくい表現ですよね。

わかりやすくいうと、

  • 「この歌手の非売品のポスター、どうしても欲しいんだよね」
  • 「そうなんだ!?ここの店長、私の先輩だから貰えるか聞いてあげるよ!」

~後日~

  • 「ポスター貰えたよ!」
  • 「やったー!ありがとう!」

こんな感じのことです。


あなたの周りにも一人や二人、こんな人がいませんか?非常に羨ましい限りですが、なぜこのことを「顔が利く」というのでしょう?

それには「顔が利く」の語源を知れば、その糸口が見つけられるかもしれません!

早速その語源について解説をしていきます!


スポンサーリンク


顔が利くの語源とは?

「顔が利く」の語源について考えていきましょう!まずは言葉をバラしてみます。


「顔(かお)」は、主に顔面のことを意味します。

容貌、表情、顔ぶれ、名誉、物の表面、知名度や、団体などの代表のことを指したりと、とても幅広い意味で使われます。

次に、「利く」ですが、これにはいくつか意味がありますよ。

  1. 本来の機能を十分に発揮すること、さかんに活動すること
  2. あることをすることが出来る、可能であること
  3. 言葉を発する、物を言うこと
  4. 間に入ってまとまるように話をつけること
  5. 技能が優れている、腕が立つこと

などの意味があります。


「顔が利く」で考えていくと、②の「あることをする事が出来る、可能である」が当てはまりますね!

「顔」は顔面のことですから、「その人」のことを指します。

「利く」は「あることをする事が出来る、可能である」ですが、自分が出来るわけではなく、人に頼んで、人を介してそれを可能にするわけですね。

ワンクッション置くことから、「出来るかもしれないし、出来ないかもしれない」→「でも知ってる人だから無理を承知で頼んでみる」→「知っている人に頼まれたからやってあげる」という構図が出来上がります。

つまり、そのやり取り自体が「信用や権力があって、相手に対して無理が言えること」という意味になりますよね。

それが「顔が利く」という表現で使われていると考えられていますよ!


顔が利く

顔が利くの使い方・例文!

「顔が利く」の使い方について解説します!

実際にはどのように使うことが出来るのでしょう?例文をあげていきますね!

  • 「彼女は政界に顔が利くそうだ」
  • 「この業界に顔が利く人物といえば、○○さんがいるよ」

このように使うことが出来ます!


比較的、他人が誰かを指して言うことが多く、本人が言うことは少ないようです。

「私、○○には顔が利くんだよね!」間違いではありませんが、こう言われたらちょっと自慢のように聞こえます。

自分で言う際は「○○を知っている」を使った方が自然に聞こえますよ!

どちらからというと「彼は顔が利くから頼りになる」ですとか、その人を頼ったり、「顔が利くなんてすごいなぁ」と尊敬したりとそのように使える言葉なんですね!

顔が利く上に、人に頼られるなんて本当に羨ましい限りです。


スポンサーリンク


さいごに

ここで「顔が利く」の類義語をいくつか紹介したいと思います!

  • 「懇意」
  • 「こんい」と読み、意味は「仲良く付き合っていること、遠慮がいらない間柄のこと、若しくは親切な心」という意味があります。

    例えば「彼とは昔から懇意にしている」などと使うことが出来ますよ!

  • 「木戸御免」
  • 読みは「きどごめん」です。

    「相撲や芝居などにタダで入れること、自由に出入りできること」という意味があります。

    「劇場から木戸御免証を授与された」などと使ったりします。

  • 「コネがある」
  • 英語のconnection(コネクション)の略称で、「関係や繋がり、ある物事をうまく運ぶのに役立つ関係」といった意味があります。

    わかりやすくいうと、人脈を使って入社する「コネ入社」などのことですね。

    「あの業界にはコネがあるから、なんとかこの話を持ちかけてみよう」と使ったり出来ます。


    「顔が利く」について意味や語源、使い方の説明をしてきました。どんな印章を持ちましたか?

    顔が利く人って羨ましいですよね!人脈があって、なんだか人より得をしていそうなイメージがあります。

    もちろん、それもその人の実力なのでしょう!

    そんな人が友人にいたら「顔が利く人なんだなぁ」と頼ってみるのもアリかもしれません!

    しかし、あまりに頼りすぎは迷惑になりますので、本当に困ったときにだけにしておきましょうね^^


    スポンサーリンク