「てこを入れる」という言葉。

なんとなく耳にしたことはあるけど、意味がわからなかったり、どんな場面で使う言葉なのかなぁと、あなたも思いませんか?


てこを入れる


また、「てこ」と聞くと「てこの原理」を思い出す人がいるかもしれませんね!

この場合の「てこ」はどのような意味なのでしょう?

そこで今回は、「てこを入れる」の意味や使い方、語源を解説していきます!



てこを入れるの意味・読み方は?


「てこを入れる」は「てこをいれる」と読みます。

「うまくいっていない事柄を、外部から手を加え、うまくいくようにすること」もしくは「相場が下落しないように、または上昇するように買うこと」という意味があります!



どうですか?こう言われてもあまりピンと来ませんよね…。

平たくいうと「うまくいくように助ける」といったニュアンスです。


では、何故「てこを入れる」がその様な意味になっなるのでしょう?

その語源を知ることで、もっとしっかりと意味を理解出来ますよ!

早速語源を解説していきます!


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てこを入れるの語源とは?

それでは「てこを入れる」の語源について解説していきますね。

まず「てこ」とはなんなのか?その事から説明します。


「てこ」は漢字で「梃子」と書き、冒頭文でも少し触れましたが「てこの原理」のこと!

ここで「てこの原理」について少しお話しします。

てこの原理は「一本の棒の中心を支え、棒の片方に軽い力を加えることで、もう片方にある物体などを動かす仕組み」こと。

てこの原理を使えば、重いものでも簡単に動かせるようになるんです!


例えば公園にあるシーソー。これも「てこの原理」で動いています。

シーソーの中心が軸となり(支点)、一人が地面を蹴って力を加えると(力点)、宙に上がりますよね。(作用点)

普通は人間を宙にあげることは出来ませんが、「てこの原理」によって、このように人間も簡単にあげることが出来るのです!

実は、「てこの原理」は私達の生活の身近なところにたくさんありますよ^^


他に例をあげるだけでも、はさみ、爪切り、缶のフタ、栓抜き、ボートのオール…

意外なところだと、顎運動、つま先立ち、ひじの動きなど、私達の体の部位にも「てこの原理」が隠れているんです!

そんな「てこの原理」を使うと物事がうまくいくようになります。

それが正に「てこを入れる」の基になったと言われています。


「てこを使うとうまくいく」ことから、「てこを入れる」=「うまくいっていない物事をうまくいくように助ける」という意味で使われるようになったんですね。

では、この言葉はどんな場面で使えるのでしょう?

せっかく意味を知ったのですから使ってみたいですよね!

次で使い方を解説していきます!


てこを入れる

てこを入れるの使い方・例文!

それでは「てこを入れる」の使い方の例をあげてみます。

まずはその場面を想像しながら読んでみてくださいね!

  • 「経営不振の会社にてこを入れる」
  • 「てこを入れることで、なんとか番組の打ち切りは免れた」
  • 「売り上げをあげる為のてこ入れとは?」



まず1つ目は、会社の経営がうまくいっておらず、そのことに対する対策の意味で「てこを入れる」と使われています。

一般的な使い方です。


2つ目はテレビ局が思い付く例文ですが、「てこを入れる」はこのようにテレビ局や出版社などでもよく使われているようです。

テレビ番組や雑誌などの視聴率や売上が悪い際、打ち切りを免れる為の対策のことを「てこを入れる」と現場で表現しているそうですよ。


3つ目は「てこ入れ」という言い方をしてみました。

この言い方も正解で、この例文では売上を伸ばす為の対策という意味で使っています。

今回は売上を例にしてみましたが、「てこ入れする」は「相場」に対してとてもよく使われる言葉。


そもそも「てこを入れる」という言葉自体に「相場が下がらないように、若しくは上がるように買うこと」という意味が含まれているので、「てこ入れ」と新聞の経済面に載っていたりもしますね。

参考までに時間がある時にでも見てみてくださいね。

ちなみにですが、「てこ」は「テコ」とカタカナ表記することもありますよ。

どちらでも正解ですので覚えておいてくださいね!


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さいごに

さいごに「てこを入れる」類義語を紹介していきますね!

  • 「立て直す」
  • 「改めてもう一度立てること、または悪くなった物をもとに戻すこと」という意味があります。

    「チームを立て直す」などと使うことが出来ます。

  • 「アシスト」
  • 「人の仕事を手伝う」という意味です。「先輩をアシストする」などと使えますよ。

    サッカーでよく耳にする言葉だと思いますが、この場合は「ゴールに繋がるパスを出すこと、またはそれを行った選手」の意味があります。



また、「てこを入れる」の他にもてこの原理が語源になっている言葉があります。

  • 「てこずる」
  • 「もてあます、処理に困る」という意味があります。「てこづる」と書く間違いが多いので気を付けてくださいね!

  • 「てこでも動かない」
  • 「どんなことがあっても動かない、または意思や主張を変えない」という意味の言葉です。



今回は「てこを入れる」について説明してきました。

これからは会話で耳にした時には受け答えもしっかり出来ますし、経済にも使われる言葉ですから、さらっと使えたらかっこよく決まりますよ!

使うチャンスが来たら是非活用してみてくださいね!