「今まで見た中で一番心を打つ作品でした!」なんて紹介をされていたら、思わず見たくなりますよね?
でも「心を打つ」って一体どういうことなのか・・・
良く使うのに、ちゃんと分っていない言葉って結構ありますよね?
今回は「心を打つ」意味や使い方はもちろんのこと、ほかに表現方法はないのか?などもあわせて紹介します!
まずは意味と読み方から見ていきましょう。
心を打つの意味・読み方!
「心を打たれる」とも言います。
でもどうして、「心を打つ」の意味が「感動する。」になったのでしょうか?
次の章で紹介しますね!
心を打つの語源・由来とは?
結論から言うと、「心を打つ」には、語源らしい語源はありません。
実は、単語の意味が連なってできている言葉なんですよ。
「心を打つ」を単語ごとに区切って意味を掘り下げて紹介しますね!
まずは「心」から。
心とは、「人間の理性・知識・感情・意志などの働きのもとになるもの。また、働きそのものをひっくるめていう。精神。心情。」のことです。
「こんな意味があったんだ!」というものでもないので、そのまま「心」と捉えた方がわかりやすいですね。
続いて「打つ」はどうでしょうか。
「たたく・ぶつ」「強く当てる。」のほかに、「強い感動を与える。」という意味があります。
では、ふたつの意味を合わてみると、「心に強い感動を与える」となりますね。
言葉の成り立ちが分かったところで、次に使い方を見ていきましょう。
心を打つの使い方・例文!
例文を用いながら「心を打つ」の使い方を紹介していきますね。
子猫を救った「彼の行動」と「優しさ」に感動したという使い方をしていますね。
次の例文はどうでしょうか?
「舞台」や「映画」「ドラマ」などに感動するということは、よくあることですよね。
そんなときに「心を打つ」という言葉を使うのは、ピッタリですね。
「心を打つ」場面は、人によって違うということを表している例文ですね。
ということは「心を打つ」と評判の作品でも、全ての人がそうだとは限らないということですね。)
「感動してもらうこと」を目標にしている。という使い方をしていますね。
このように、「感動した」という使い方だけでなく「感動してもらう」という使い方もできるので、覚えておいてくださいね。
よい作品やよいシーンに出会ったときに使われてる言葉なので、そんな場面にはぜひ遭遇したいですね。
遭遇したときには、迷わず「心を打つ」を使ってください!
まとめ
いかがでしたか?
「心を打つ」の意味や語源・使い方を紹介してきました。
「強く感動した」という心境はこんな言葉でも言い表すことができますよ。
- 胸を打つ:強く感動させる。
- 胸を熱くする:じ~んと感動がこみ上げてくる。
- 胸にしみる:強く感銘を受け、印象に残ること。
- 心に響く: 深く感じて、心を動かされる。強く感銘を受け、印象に残ること。
- じんとくる:感動して思わず涙が出そうになるさま。
などがあります。
英語では、
「touched my heart」(私の心にふれた)
で言い表すことができますよ。
「Your words touched my heart.」
あなたの言葉は私の心を打った。
というように使います。
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