「おばぁちゃん〇〇歳になったから、〇〇のお祝いをしなくっちゃね!」なんて会話を、あなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?
有名なものだと、60歳の「還暦」、88歳の「米寿」でしょうか。
実は、ほかにもたくさんの「年祝い(としいわい)」がありますよ!
今回は、そんな「年祝い」のひとつである「喜寿」の紹介です。
言葉は聞いたことがあっても、「あれ、何歳だったっけ?」「何を送ったらいいのかな?」ってなっちゃうんですよねぇ…
そこで、「喜寿」の意味や語源についてまとめました!
「喜寿」がいくつのお祝いかはもちろん、豆知識になるようなものを合わせて解説しますね(*´▽`*)
それでは、さっそく見ていきましょう。
喜寿の意味・読み方
「年祝い」と呼ばれる長寿祝いのひとつですね。
この「年祝い」の風習は、江戸時代の後期以降に広く普及していきました。
喜寿のお祝いは、数え年で77歳を迎える年にお祝いするものとされていますが、現代では満77歳でお祝いすることも多くなっているんですよ。
でも、いったいどんな理由から「満76歳、数えで77歳」のことを「喜寿」と呼ぶようになったのでしょうか?
喜寿の語源・由来とは?
「喜寿」の語源をたどると文字の書体へとたどり着きます。
「喜寿」の「喜」の草書体をご存じですか?
※草書体・・・速く書くことができるように、字画の省略が行われた書体。
パソコンで表示するのはちょと難しいのですが、十七の上に七を付けたような文字にも見えます。
「七」「十」「七」で、77歳のお祝いを「喜寿」と呼ぶようになったのです。
ほかにも、「㐂」に似た雰囲気の文字に見え、「七」が3つ並ぶことからという説もあります。
ちなみに、「還暦」には赤いものを贈るのは有名ですよね。
実は、「喜寿」には、紫色のものを贈くるんですよ!
覚えておくと、贈りものをする際に役立ちますね(*´▽`*)
喜寿の使い方・例文
こちらの章では、例文を使いながら「喜寿」の使い方を紹介をしていきます。
とはいっても、「喜寿」は「数え年で77歳に達したことを祝い、記念する年祝い。」という使い方以外にありません(; ^ω^)
なので「喜寿」という言葉を使いながら、お祝いの仕方などを紹介しますね!
と、「喜寿」はこのようにお祝いします。
ご参考になれば、幸いなのです(*´∀`*)
まとめ
いかがでしたか?
「喜寿」の意味や語源・使い方を見ててきました。
「喜寿」は長寿のお祝いのひとつでした、他にはどんなお祝いがあるのでしょうか?
- 還暦(かんれき):61歳(満60歳)生まれた年の干支に還ることが語源。
- 古稀(こき):70歳 中国の詩人、杜甫の「人生七十古来まれなり」が語源。
- 傘寿(かさじゅ):80歳 傘の字の略字を分解すると八十となることが語源。
- 米寿(べいじゅ):88歳 米の字を分解すると八十八となることが語源。
- 卒寿(そつじゅ):90歳 卒の字の略字「卆」は九十に分解できることが語源。
- 白寿(はくじゅ):99歳 百の字の一を取ると「白」の字になり、100歳のひとつ手前の99歳を意味していることが語源。
- 紀寿(きじゅ)または百寿(ひゃくじゅ):100年が一世紀ということから紀寿、また100歳であることから百寿と呼ばれる。
などがあります。
100歳を越えると、108歳の茶寿や111歳の皇寿、120歳の大還暦もあるんですよ!
残念ながら、私は100歳を越えた方にお目にかかったことはないのですが、そんなお祝いが迎えられるとしたら、本当に喜ばしいくらいの長生きですよね。
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