「今日は、足がでちゃった…」

バーゲンの帰り道やスーパーのタイムセールの後に聞こえてきそうなセリフですね。

足が出る


耳にする機会は多いけれども、きちんとした意味を知っているの?と聞かれれば答えられない。そんな言葉は意外と多いものです。

せっかくなら、正しい意味や使い方など知っておきたいですよね。

そこで今回は「足が出る」の正しい意味や使い方をご紹介しますね!

まずは、意味と読み方から一緒に見ていきましょう。



足が出るの意味・読み方


「足が出る」「あしがでる」と読みます。

意味は、

  • 予想していたよりも出費がかさみ赤字になること。
  • 隠し事が現れる。ぼろがでる。

です。



意味を見てみると、「赤字」や「損」を「足」と比喩していることがわかりますね。

しかし、なぜ「足」と比喩しているのでしょうか?

次の章を見てみましょう。


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足が出るの語源・由来とは?

「足が出る」の語源には、いくつかの説があります。

代表的な説を順番に紹介していきますね(*^-^*)

まずは、ひとつ目。

こちらは「着物」に語源があります。

現代の洋服と違い、着物は一人一人に合わせて、仕立てていたのです。

ところが予算内で作るには、生地が足りない…

それでも、無理に作ってしまったとしたら、どうなると思いますか?

そうです、寸足らずの丈着物が出来上がってしまいますよね。

そして、そんな着物を着れば当然、足がでてしまいます

そこから、予算をオーバーしてしまい不足分が出ることを「足が出る」と言い表すようになった。という説です。



2つ目は「お金」の呼び名に語源がある説です。

「金は天下のまわりもの」といれるように、世の中を駆け回ることから、お金は「お足」とも呼ばれます

そこから、予算をオーバーしてしまい不足分が出ることを「足が出る」と言い表すようになった。というものです。



3つ目は「お芝居」に語源がある説です。

こちらは「かくしごとがばれる。ぼろがでる。」の語源にあたります。

お芝居の中で馬が登場する場面は多々ありますよね。

そんな場合、人が被り物をして馬を演じます。これを「馬脚」といいます。

この馬脚が何かの拍子にうっかりと自分の姿を見せてしまうことから、隠していた姿が表にあらわれること・隠していたことが現れることを「足が出る」というようになったという説です。

まぁ、もともと分かってはいることなのですが、明らかに人間ということが分かると、興ざめしてしまいますからね。



と、以上が「足が出る」の代表的な語源となります。

どれも、シャレが利いていて面白い語源ですね。

次の章で使い方を紹介していきます!


足が出る

足が出るの使い方・例文!

例文を用いながら「足が出る」の使い方を見ていきましょう。

毎年楽しみにしてくれている、地域のお祭り!

子どもたちには安く遊んでもらいたいしけど、物価が上がっているから足が出そう

何とか、1円でも安く仕入れて子どもたちの期待にこたえないと!


遠足のおやつは200円まで。って言われたけれど調子に乗ってカゴに入れすぎちゃった!

これって絶対に足がでているし、きっと先生にもおかあさんにも怒られるよなぁ..

やっぱり、いくつか商品棚に戻してこようっと!


去年の忘年会、実は足が出ていたらしいね

それなのに、何も言わなかったなんて社長 意外と太っ腹なんだね!



ここまでの例文は「予想していたよりも出費がかさんだ。」という意味で「足が出る」を使っていますね。

最後に「かくしごとが現れる。ぼろがでる」という意味で「足が出る」を使った例文を見ていただきましょう。

普段はおとなしい彼。意外なことに怒り出すと足が出るんで驚いたよ

結構激しい性格なんだね。



と、このように「足が出る」を使います。

「不足分が出てしまった。」という場合に使えばよいので、比較的使いやすい慣用句でした。

「隠し事がが現れる。」の使い方は、出番が少なそうですね。


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まとめ

いかがでしたか?

「足が出る」の意味や語源・使い方を見てきました。

「足が出る」の類語もご紹介しておきますね。

  • 首が回らない:借金などが多くて、やりくりができないことのたとえ。
  • 食い込む:支出が多くなって蓄えなどを減らす。赤字になる。
  • 家計に穴が開く:家計が赤字になること。
  • 馬脚を現す:隠していた本性や悪事が明らかになる。化けの皮が剥がれる。
  • 尻尾を出す:隠していたことやごまかしが露見する。ぼろを出す。

などがあります。


英語だと、not cover expenses(費用をまかなえない )で表せますよ。


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