「悦に入る」ってなんとなく聞いたことあるけど、正しい意味を知らない人は多いのではないでしょうか?

もしも、会話の中で耳にしたら…なんと答えたらいいのか軽くパニックになることも(;´Д`)



悦に入る


今回は聞いたことあるけど、使い方が分からない「悦に入る」の意味や使い方を紹介します!

これで会話中にパニックになることはなくなりますよ~!

では早速説明していきますね!



悦に入るの意味・読み方は?


「悦に入る」は、「えつにいる」と読みます。

「物事がうまくいって、喜び満足すること」という意味があります。



「えつにはいる」と読み間違える人が多いので注意してくださいね!

ここで気になるのは「悦」ですよね。「悦」とはなんのことなのでしょうか?

漢字の成り立ちも含め、語源を見ていきましょう。


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悦に入るの語源とは?

「悦」の漢字の成り立ちですが、左側は「りっしんべん」で、心を表す・心臓の象形です。

右側は「二つに解れている物の象形」(一番上のちょんちょんの部分)、「口の象形 」(口の部分)、「人の象形」(一番下の部分)を表しています。


この象形から連想できるのは、人が祈ることで「心の中の解けにくくなっていたしこり」が分散できて、それを喜ぶ様子を表しているのです。

分かりやすく言うと、「モヤモヤが無くなってスッキリしたー!」といった感じでしょうか。

そこから「悦」が「喜ぶ」という意味になったんですね。


では「入る」とは何を意味しているのでしょうか。

喜びは普通は表に出るものですよね?

しかし、この場合は自分の心の中の出来事なので「自分にしかわからない喜び」といったニュアンスです。

心のモヤモヤが晴れて嬉しくても、それは自分にしかわかりません。

人にはわからない喜びですから、自分だけの世界に入っています。

それが「自分の世界に入る」→「悦に入る」という風に表現されてきました。


現代では「心のしこりがとれて」のくだりはあまり使われることはなく、上記でも説明した通り「喜び、満足する」の意味で使われることがほとんどです。

漢字や言葉はこのように成り立ち、こんなに短い言葉なのにたくさんの意味が含まれているのですね!改めて日本語は奥が深いと感じます。

では意味と語源がわかったところで、次はその使い方について説明します。

実際にどんな場面で使うことが出来るのでしょうか?


悦に入る

悦に入るの使い方・例文!

例文をいくつか紹介していきますので、その場面を想像しながら読んでみてくださいね!

  • 満足出来る絵が出来上がって、一人悦に入る
  • 悦に入った表情をうかべている
  • SNSにアップする写真がうまく撮れて悦に入っている



どれも「満足してニヤニヤする感じ」が伝わってきますよね。

イメージ的には「自己満足」が近いです。


このように人からの評価は関係なく、「その人の心」が満足していて一人で喜ぶ時に使う言葉です。

こんな風に使うのが一番わかりやすく、使いやすいと思います。

一つ目が一番お手本のような表現で、「ひとり悦に入る」が典型的な使い方です。

分かりやすく馴染みがあるのは、特に三つ目ですよね。これは経験がある人も多いのではないでしょうか?

ここ数年で人気になったSNSは、まさに「悦に入る」を使うにはピッタリだと思います。

ちなみに「悦に入った」「悦に入っている」は「いった」「いっている」と読みます。

「はいった」「はいっている」と読んでしまいそうですが、「いる」同様の読み方になりますので気を付けましょう。


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さいごに

悦に入るの類義語をまとめてみましたので紹介します。

  • 「ほくそ笑む」
  • 物事が思い通りになり、ひそかに笑うこと。「してやったりとほくそ笑む」などど使います。悦に入るにとても近い表現です。

  • 「満悦する」
  • 十分に満足すること。例えば「いい品物を安く手に入れ満悦する」などと使えます。

  • 「自己満足する」
  • 事がうまく運んで嬉しがること。自分の中だけでものごとを終わらせて満足すること。これは説明するまでもなく「自己満足する」と使えますね。



「悦に入る」も含めて、どれも「満足して喜んでいる様子」が伺えますね。例文のように時と場合で使い分けてきいましょう。


では悦に入るを英語にするとどう表現するのでしょうか?

gloatという単語で意味は「ほくそ笑む、悦に入る、満足そうに眺める」ですのでまさに英語版「悦に入る」ですね!

これは自分の成功に得意気になっている様子や、人の失敗にざまぁみろとほくそ笑んだりする様子を表す際に使う単語だそうです。

  • She was still gloating over her rival’s disappointment.「彼女はまだライバルが落ち込んでいるのを見てほくそ笑んでいた」

文章にするとこのように使えます。満足そうにしている様子が伝わってきますが、この例はちょっと意地悪なイメージですね。


いかがでしたか?ここまで「悦に入る」の意味や語源、使い方を説明してきました。

「悦に入った」状況、誰もが経験があるのではないでしょうか?

仕事、勉強、プライベート…使い時は意外なところにありますよ!

せっかく覚えたのですからそのチャンスが来たら是非使ってみてくださいね(*^-^*)

その相手がわかっていない表情をしたら、漢字や意味の成り立ちまで教えてあげるとかっこいいですよ!その時こそ、あなたが「悦に入る」時です!


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