「墓穴を掘ってしまった~。」
悔しいそうに上司が帰ってきました。

どうやら、商談で余計な事を言って不本意な契約になってしまったようです。


墓穴を掘る


割と良く使われる言葉ですが、正しい意味を聞かれるときちんと説明できない言葉って意外に多いですよね。

墓穴を掘るもそんな言葉のひとつではないでしょうか?

そこで今回は、「墓穴を掘る」の意味や使い方、語源について紹介します!

この記事を読み終わるころには、「墓穴を掘る」をスムーズに使えるようになるはずです(*´▽`*)

よく耳にする言葉を、スムーズに使えれば表現力アップ間違いなし!

それでは、まずは意味と読み方から一緒に見ていきましょう。



墓穴を掘るの意味・読み方!


「墓穴を掘る」「ぼけつをほる」と読みます。

意味は、「自分にとって不利な状況へ至る原因を自分で作ること。自分自身が原因で失敗すること。」です。



「はかあなをほる」とは読みませんので、注意してください。

「自業自得」や「自分の首をしめる」という言葉に意味が似ていますね。

でも、どうして「墓穴を掘る」が、このような意味いなったのでしょうか?

「墓穴」や「掘る」の単語の意味からは想像できませんね。

こういう場合は語源を調べることが一番!

次の章では語源を確認していきましょう。


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墓穴を掘るの語源・由来とは?

墓穴を掘るの語源は、平安時代の陰陽道に関係があります。

陰陽道を操る人のことを、陰陽師といい「安倍晴明」が有名ですね。

映画やドラマに登場する陰陽師は、魔法使いのようなマンガのような存在。

しかし、実在した陰陽師は、魔法使いではなく天文観測などから、世の中の吉凶を読み解く占い師のような存在でした。
しかも国が管理していた職業なんですよ!今でいう公務員扱いですね。


ただ、時には人を呪うなんて、恐ろしいこともしていたようです。

陰陽師が人を呪うときの為に、戒めの言葉として、「人を呪わば穴ふたつ」がありました。


実は「墓穴を掘る」の語源はこの言葉にあるんです!

「人を呪わば穴ふたつ」の意味は、「人を呪い殺そうとするのであれば、自分もその報いで殺されることになる。だから墓の穴をふたつ掘る必要がある。それくらいの覚悟が必要だ。」です。

そうです、「墓穴を掘る」は、「人を呪わば穴ふたつ」の意味が短縮されたものだったんですね!

そこから、「人を呪うと呪った人自身に必ず報いがくる。」と言う意味になりました。

さらに呪いだけに限らず、「自分にとって不利な状況へ至る原因を自分で作ること。」という意味に転じていったのです。


別の戒めの言葉の意味が、新しい戒めの言葉になるなんてなんだか面白いですね(*´▽`*)


墓穴を掘る

墓穴を掘るの使い方・例文!

例文を使いながら「墓穴を掘る」の使い方を見ていきましょう。

聞かれてもいないことをぺらぺらとしゃべり、最終的に墓穴を掘る結果になるなん口はわざわいの元とはよく言ったものだ



調子に乗ってつい余計ないことまで話してしまう・・・

そんな人結構いますね。

オウンゴールが決勝点となってしまい、試合に負けてしまった~。

もう、墓穴を掘ったとしか言いようがないよ(;´Д`)



何でそうなった!というオウンゴール。

私も何度か見たことがあります。


例文を見ていただくとわかるように、「言わなくていいこと」や「しなくてもいいこと」をして、アダとなっていますね。

こんな場合に「墓穴を掘る」を使ってください。


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まとめ

いかがでしたか?

「墓穴を掘る」の意味や語源・使い方を見てきました。


「墓穴を掘る」の類語も紹介しますね。

  • 自分の首をしめる:自分で自分を苦しめるような状況を作るさま。
  • 自業自得:自分の行いの報いを自分自身が受けること。
  • 自爆:自分がやった行いが原因で自ら損害を被る事の比喩表現。
  • 自縄自縛(むじょうじばく):自分の言動が自分をしばって、自由に振る舞えずに苦しむこと。
  • 身から出た錆:自分の犯した悪行のために、自分自身が苦しむこと。



英語では、どうでしょうか?

  • You asked for it(自分が招いた結果)
  • You had it coming.(あなたがそれを招いた)

で表現できますね。

「自業自得」ともとれる英語表現ですので覚えておいてください。

「墓穴を掘る」は「自滅」を表している言葉なんで、あまり使う場面には遭遇したくないですね。


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