仲の悪さを表す言葉の「犬猿の仲」
あなたも聞き覚えありますよね。実は、語源や由来などの諸説がとても多い言葉なんですよ。
聞き覚えはあるけれども、詳しいことはわからない。
そんな言葉は、意外と多いものです。
間違えて使って恥をかかないためにも、今回は「犬猿の仲」の正しい意味や語源・使い方を紹介しますね!
まずは、意味と読み方から詳しく見ていきましょう。
犬猿の仲の意味・読み方!
なぜ、仲が悪いものを「犬」と「猿」に例えることになったのでしょうか?
個人的には「猫」と「ネズミ」のほうが、ピッタリなような気がしてしまいますが…
理由は、次の章で紹介しますね。
犬猿の仲の語源・由来とは?
初めにお話しをした通り、「犬猿の仲」にはたくさんの語源・由来があります。
全てをご紹介するのは難しいので、今回は特に有力な説に絞って紹介します(*´∀`*)
まずは、「干支」説です。
次は「狩猟」説です。
実は「狩猟」説だけでも2つ説があります。
まずはひとつ目。
ふたつ目は、
最後にご紹介するのは、「性質」説です。
4つの説の語源を紹介しましたが、最後の1つ以外は物語色が強い語源ですね。
個人的には、最後の説が有力かな?なんて思ってしまいました。
どの説を信じるかはあなた次第(*´∀`*)
犬猿の仲の使い方・例文
例文を用いながら「犬猿の仲」の使い方を紹介していきます。
干支が「戌」の人と「申」の人の仲の悪さを、「犬猿の仲」を使って表現するのもよく見られる使い方ですね。
「仲の悪さ」を「犬猿の仲」とストレートに表現している使い方です。
「関係が険悪」だったことを、「犬猿の仲」を使って表現していますね。
と、このように「犬猿の仲」を使います。
「仲が悪い」「険悪な関係」に置き換えて考えられますから、比較的使いやすい言葉なのではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
「犬猿の仲」の意味や語源・使い方を見てきました。
「仲の悪さ」や「険悪な関係」を表すためには、こんな言葉を使ってみるのもいかがでしょうか?
- 水と油:水と油が互いに溶け合わないように、性質が合わず、しっくり調和しないこと。
- ハブとマングース:ライバル関係のたとえ。
- 反りが合わない:互いの考えや性格が違うため、気心が合わなかったり、うまくやっていけないこと。
- 馬が合わない:好みや考え方が合わず、付き合いにくい。
- 折り合いが悪い:人間関係がうまくいっていない状態。
英語だと、
- like cats and dogs ( 犬と猫のように仲が悪い)
- like oil and water (油と水のようなもの)
で表現できますよ。
英語だと、「犬」と「猫」にかわってしまうのが面白いですね(笑)
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