「顔から火が出る」よく聞く言葉ですが、そもそもどんな意味があるのでしょうか?
文面を見るだけでは、どういう意味なのかよくわかりませんよね。
火が顔面から出るわけはないし…まさかマジックの話?いやいや、そんなはずはないですよね!
実はこの言葉、どんな人でも絶対に一度は経験したことがある「身近な体験」を指す言葉なんです!
「身近な体験」とはなんのことなのか?
今回は、顔から火が出るについて意味、語源、使い方を紹介します!
それでは早速、「顔から火が出る」の意味から解説をしていきますよ!
顔から火が出るの意味・読み方は?
なるほど!「恥ずかしい」という思いは、誰しも必ず経験がありますよね!
しかし、なぜ「顔から火が出る」がこのような意味になるのでしょうか?
いくら恥ずかしくても、顔から火が出たらとんでもない大事件になってしまいます。
なぜこのような言葉を使うようになったのか気になりますよね!
もう少し詳しい意味を知るために、その語源について勉強していきましょう!
そうすれば、もっと深いところまでこの「顔から火が出る」を理解することが出来ますよ!
顔から火が出るの語源とは?
それでは「顔から火が出る」の語源について解説をしていきます!
まず、文章を分解して考えていきましょう!
「顔(かお)」は誰もが持っている顔面のことですね!
他にも表情、顔つき、かおぶれ、物の表面、団体や組織の代表などとたくさんの物に例えられて使われている言葉です。
そして「火」は、あなたもご存知の熱と光を出す物体ですよね。
科学的には、物が燃える際に発生する現象です。
人間の生活にとても身近なもので、昔から、灯り、調理、暖房、合図、動力源などとして様々な物に使われてきました。
花火のように人々を楽しませたり、時には火事のように人の命を奪ってしまう恐ろしい面もあります。
話しは戻って、人は恥ずかしい気持ちになると顔が赤くなりますよね!
自分でも顔が火照って熱くなるのがわかると思います。
なかには、耳まで火照り真っ赤になることも(^-^;
そんな顔が赤くなる様子を「火」に例えたのがこの「顔が赤くなる」なんです!
「火」はもちろん赤く熱いものですが、そんな「火」を連想させるほどに顔が赤くなっている状態のことなんですね!
これはなるほど!と感心してしまいます。
色々な言葉がありますが、本当に昔の人は物の例えが上手ですね!
ちなみに「目から火が出る」という言葉もあります。
「顔から火が出る」の誤用だと勘違いされやすいのですが、これは「頭を打ったときに目がクラクラして目から火花が散ったようになること」の例えです。
「顔から火が出る」と違い、全くの別の言葉ですので間違えないように覚えておいてくださいね!
顔から火が出るの使い方・例文!
つぎに「顔から火が出る」の使い方について解説していきます!
例文をいくつか紹介していきますので、どのように使われているか見てみてくださいね!
- 「友達に声をかけたつもりが人違いで、顔から火が出た」
- 「みんなの前で失敗をしてしまい、顔から火が出るようだった」
- 「顔から火が出るほど恥ずかしい思いをした」
3つの例文をあげてみました!このように「とても恥ずかしいこと」に使うことが出来ますね!
「顔から火が出る」=「顔が火照ってとても赤くなる」ですから、本当にものすごく恥ずかしい!という時にピッタリな言葉なんです。
誰でも一度はそんな恥ずかしい経験ってありますよね!
私は一度どころか何度もあるのですが(-_-;)
日常生活の中でも使うタイミングは多々あるんですね!
さいごに
最後に「顔から火が出る」の関連語を紹介したいと思います!
今回は特に「火」についての言葉を集めてみました。
「ひをはく」と読み意味は「火山などが火を吹き出すこと、弁論などの口論が激しい様」などがあります。
例えば「火を吐くような口喧嘩」などと使えますよ!
読み方は「ひばなをちらす」です。「バチバチと闘志を剥き出しにして戦うこと」という意味があります。
「○○さんと●●さんは気が合わないようで、火花を散らしていた」などど使ったり出来ますね!
「ひみずもいとわない」と読みます。意味は「どんなことも嫌がらない」です。
そんなことある?と思いますが、例えば「親は子供の為なら火水も厭わない」などと使うことが出来ます。これには納得ですね!
今回は「顔から火が出る」について意味や語源、使い方を説明してきました!どんな印象を持ちましたか?
誰もが経験したことがある「恥ずかしい」という感情から来ている言葉でしたね!
比較的わかりやすく、簡単に言葉のイメージを掴めたのではないでしょうか?
なるべく恥ずかしい思いはしたくないですが、それを避けて生活するのはなかなか難しいものです。
顔から火が出るような失敗も恐れず、いろんな事にチャレンジしたいものですね!
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