「昨日は楽しかったね~♪」

「さっき、公園の前を通ったらR町会の人たち片付けをしてくれていたよ。」

「やっぱり、後の祭りは大変だ!」


後の祭り


なんだか思いっきり「後の祭り」の意味を勘違いしているみたい(-_-;)

でも、「後の祭り」と「祭りの後」って、言葉の前後入れ替わっているだけなのに、なんで意味が違うんだろう?

語源を調べれば、何かわかるかもしれない!と、思って調べてみることにしました。

知ってるようで知らない言葉って意外に多いですよね。

この記事を読んでくれてるという事は、あなたも「後の祭り」について知りたいのではないでしょうか?

そこで今回は「後の祭り」の意味や語源、使い方について紹介します!



後の祭りの意味・読み方!


「後の祭り」「あとのまつり」と読みます。

意味は、「良いタイミングを逃してしまい、何の役にも立たないこと。」「機会を失ってしまって後悔すること。」です。



ひとことで言うとしたら、「手遅れ」「間に合わなかった」ですね。


やるべきことをやるべき時にせずに後からブツブツ言っている。ネガティブに使うイメージです。

「お祭り」は「楽しい」や「にぎやか」など明るいイメージなのにどうしてこんな意味に使われているのでしょうか?

語源の章を見ていけば、そんな疑問もきっと解決しますよ。

と、いうわけで次の章では語源を紹介していきますね。


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後の祭りの語源・由来とは?

実は、「後の祭り」の語源はは大きく分けてふたつの語源が存在します!

ひとつは「祇園祭」そして、もうひとつが「故人」に語源があるんですよ。

まずは、「祇園祭り」の方から紹介しますね。

祇園祭は京都の八坂神社で行われる祭礼で、大阪の天神祭・東京の神田祭とともに、日本三大祭と呼ばれている祭りのひとつです。

もともとは、疫神や死者の怨霊などを鎮めなだめるために行う祭(御霊会 ごりょうえ)。

貞観の時代(9世紀)から続く歴史のあるお祭りで、京都の夏の風物詩になってます。


7月1日から1カ月間にわたって行われる長いお祭です。そのうち7月17日に行われる山鉾(やまぼこ)と呼ばれる豪華な山車がたくさん繰り出される山鉾巡行を「前の祭り」

7月24日に行われる山車を還す行事を「後の祭り」と呼んでいます。


「前の祭り」は、豪華な山車がたくさん繰り出されるので、とても賑やかです。

それに比べて「後の祭り」は神様が神社に返ってくる還幸祭ですから、静かなお祭りとなります。

賑やかで盛大な「前の祭り」は当然、見物人も多くなりますが、「後の祭り」には賑やかさがなく当然のごとく見物人もほとんどいません。

「前の祭り」を見る時期を逃して「後の祭り」を見ても「意味がない。」「仕方がない。」と、いうことから「良い時を逃してしまい、何の役にも立たないこと。」を、「後の祭り」というようになったのです。



もうひとつの「故人」の方の語源も見てみましょう。

お葬式や法事など、故人の霊を祭ることを「後の祭り」といいます。

いくら祭りだからといって、亡くなった後に感謝をしたり盛大に儀式をしたとしても仕方がない。手遅れである。と、いうことから、後悔や手遅れの意味で「後の祭り」を使うようになった。というものです。



「後の祭り」は祭りの終わった後、という意味ではなく「後の祭り」という、お祭り・祭礼の名前だったんですね。

それなら、「祭りの後」とは意味が全く違うのも納得できますよね。

さて、「後の祭り」の語源を学んだことで、意味をより深く理解することができました。

次は例文を見ながら、「後の祭り」の正しい使い方を見ていくことにしましょう(^-^)


後の祭り

後の祭りの使い方・例文!

では早速、「後の祭り」の例文を見ていきましょう。

ポイントは「後悔」「手遅れ」ですよ( ..)φメモメモ

明日は始業式だ。

夏休み前はしっかりと計画的に宿題をしようと思っていたのに…なんて言っても、もう後の祭り

とにかく今は、目の前の宿題を片付けてくしかない( ノД`)シクシク…


小さいころから好きだったKちゃん。

幼馴染というポジションに胡坐をかいていたら、「結婚するんだ♪」なんて報告が。

いまさら、好きだなんて言っても後の祭りだよね



やるべきことをやるべき時にせずに後からブツブツ言っている。そんなふうに、ネガティブに使うイメージの言葉。

何とかポジティブに使えないものでしょうか。

うわ~、一生懸命に作成した企画書を保存し忘れてしまった!

今更悔やんでも後の祭りだし、あの企画には縁がなかったものと考えて新しい企画書を作ることに専念しよう!


今日ケガをしたら、明日の大会にむけて今までの練習してきたことが水の泡。

後の祭りなんて言わないように気を付けて行動しないとね



使えましたね♪

「後悔しても仕方がない。次に行こう~次!」「後悔しないように!」そんな意味でも使えるということが分かりました。


ちなみに、後悔したり手遅れにならないためにこんな言葉もありますよ。

  • 備えあれば憂いなし:日ごろから準備や対策をしていれば、何かが起こっても心配いらないということ。
  • 転ばぬ先の杖:あらかじめ失敗を防ぐための準備をしたり、用心したりしておくべきだ。
  • 濡れぬ先の傘:失敗しないように手回しよく準備するたとえ。
  • 用心にケガなし:用心さえしていれば、失敗することはないということ。
  • よい中(うち)から養生:あらかじめ用心すれば失敗がないことのたとえ。

こちらをふまえて「後の祭り」なんて事態は、是非とも回避していきましょう!


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まとめ

いかがでしたか?

「後の祭り」の意味や語源・使い方を見てきました。


「後の祭り」の類語も紹介しますね。

  • 覆水盆に返らず:一度起こってしまったことは元に戻すことはできない。
  • 後悔先に立たず:既に終わった過去のことを 後から悔やんでも取り返しがつかないこと。
  • 破鏡(はきょう)再び照らさず:やってしまったことは取り返しがつかず、後悔しても無益だということ。
  • 落花枝(らっかえだ)に上り難し:一度失われたものは取り返すことができないということ。



英語ではこんなふうに表現します。

  • (It’s)too ate (それはもう手遅れだ)
  • The dtoo leteamage is done.(手遅れだ)

ことわざもありますよ。

  • The ship has sailed.(船はもう海に出ていってしまった。)
  • The bird has flown.(鳥はもう飛んで行ってしまった。)です。

どちらの「後の祭り」と意訳されるものです。


人は誰しも、失敗するものです。

しかし、それを回避する術を持っていることも事実です。

ほんの少しの注意。それだけで、随分とかわるんじゃないでしょうか。


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