ママ友が突然、「ねぇねぇ、あなたの家って年収いくらくらい?」なんてぶしつけな質問をしてきました(゚ロ゚)

こんなプライベートなことを答えたくない。かといって邪険にも扱えない…

「う~ん、いわゆる平均ってやつくらいじゃないかな。」と、ついお茶を濁してしまいました。


お茶を濁す


日常会話で答えを誤魔化したときに「お茶を濁す」こと結構あるんじゃないでしょうか?

意味や使い方を分かっているつもりで使っていたけれど、実は正しい意味を分かってない事ってありますよね。

正しい知識を得ることはとても大切です!

そこで、今回は「お茶を濁す」の意味や語源・使い方を紹介いたします。

それでは、意味と読み方からスタートです。



お茶を濁すの意味・読み方!


「お茶を濁す」「おちゃをにごす」と読みます。

意味は、「適当な発言・態度でその場を取り繕うこと。いい加減なことを言って、その場を乗り切ること。です。



簡単に言うと、「ごまかす」になりますね。

辞書に書いてあるような堅苦しい意味よりも、こちらのほうがピンとくるんじゃないでしょうか(´∀`)

「お茶を濁す」の意味はがわかったところで、

  • 発言や態度なのになぜ「お茶」が関係あるのか?
  • 「濁す」は「いい加減」という意味なのかな?

などの疑問が…。

そんな疑問を解決するためにも次の章では、語源を紹介していきますね!


スポンサーリンク


お茶を濁すの語源・由来とは?

「お茶を濁す」の語源をたどると、「お茶」がまだ貴重なものであった江戸時代より以前へとたどりつきます。


当時、お茶は貴族や僧侶だけが口にすることができる特別で貴重な飲み物だったのです!

このお茶とは、実は抹茶のこと。

現在の作動でも作法は難しいものですが、「茶道」の原点である「茶の湯」が完成される以前もそうだったんです。

お茶(抹茶)を点てるのは、お茶の入れ方を知らない素人には難しく、本格的なものを入れることはなかなかできませんでした。

そこで、貴族でも僧侶でもない人々は、適当な真似事をしてそれらしく抹茶をかき混ぜて作るので、お茶が濁ってしまっていたのです。

一般の人がその場しのぎでそれっぽく見せることから、お茶を濁すの語源になりました。


また、「濁す」には「物事をあいまいにする」という意味もあります。

そこから、「適当な真似事をして、あいまいに取り繕っていた。」という意味になり、「適当な発言・態度でその場を取り繕うこと。」という意味に転じていったという説もありますね。

何となく使いやすそうな言葉だな…そんな印象をもった言葉なんじゃないでしょうか?

でも、実際に会話の中で使えるようになれるかな?なんて不安もちょっとあるし…

そんなあなたのために、次の章では例文を作って実際の使い方をご紹介しますよ!


お茶を濁す

お茶を濁すの使い方・例文!


怒りに任せて怒鳴り散らしているクライアント。

とにかくいまは、相手の発言を否定するようなことは言わないようにしてにお茶を濁すしか方法はない

怒りがおさまれば、きっと話を聞いてくれてるであろう事を期待して…(。•́︿•̀。)


急に「今日は飲みに行くぞ!」と部長からのお誘いが…

今日はどうしても気分がのらなかったので、「どうしても行かなければいけない私用がありまして…」とお茶を濁して断ってしまった


「実はKくんママって苦手なんだよね…

ママ友からの突然の告白。

「あなたはどう?」「あなたはどう?」なんてしつこくきいてくるから、ついついお茶を濁してしまった

だって、「実はあなとよりもKくんママとのほうが親しいの♪」なんて言えないもん。



みなさん、上手に「誤魔化して」いますね(笑)

お茶を濁すことでトラブルを回避できるのであれば、それに越したことないと思います。

しかし、責任逃れのためにお茶を濁すようなことは絶対にいけないことですね!

あなたも、上手にお茶を濁してくださいね。


スポンサーリンク


まとめ

いかがでしたか?「お茶を濁す」の意味や語源・使い方をご紹介しました。

先ほど、語源の章でお話をした通り、「濁す」には、「あいまいにする」という意味があります。

だからなのか、慣用句やことわざでいろいろなものを濁してしまったいるのです。

「お茶」以外に「濁した」ものを、意味とともにご紹介しますね。

  • 口を濁す:物事をはっきりと語らないこと。
  • 言葉を濁す:はっきりと言わず、曖昧にする事を意味する。「言葉を濁す」は言葉のみに対して使われる言葉。
  • 跡を濁す:去った後にその場を醜い状態のまま残しておくこと。



やはり、すべて「あいまい」に関係していましたね。

この「あいまい」は、なんだか日本の文化とも言えそうですね。


「お茶を濁す」を英語で表現すこともできるんですよ(^.^)

  • pussyfoot aroundpussy foot.
  • 直訳すると「子猫のように、忍び足で歩いていく」という意味です。

  • give an evasive replay.
  • 直訳は「歯切れが悪い返事をする」となります。

ふたつとも、「お茶を濁す」て意訳される英文です。

日本独自の飲み物である「抹茶」を入れることが語源であるのに、英語でも表現できるとは驚きです!

やはり、世界各地に「お茶を濁す」ような行動をする人がいるんですね!


また、「お茶」は昔から日本になじみ深いものですから、これを使ったことわざや慣用句もたくさんあります。いくつかご紹介させて頂きますね。

  • お茶を挽く:特に用事があるわけではなく、暇であること。
  • お茶の子さいさい:お手軽・簡単な様子を表す言葉。
  • 鬼も十八、番茶も出花:どんな女性でも娘盛りは美しい。というたとえ。
  • 茶は水が詮:良い茶を上手に入れるときは良い水を選ぶことが大事。という意味。
  • 朝茶は福が増す:朝に茶を飲めばその日は良いことがある。という意味

特に「お茶を挽く」は音がよくにていることから、よくごっちゃにされしまいます。

注意しましょうね!

ここまできたら「お茶を濁す」の類語もご紹介しましょうw

ニュアンスが異なる場面で、ぜひ使いこなしてくださいね。

  • その場をしのぐ:あとのことは考えずに、その場だけをとりつくろうこと。また、そうした態度。
  • まやかす:まぎらしてあざむく。ごまかす。だます。
  • 顧(かえり)みて他を言う:答えに困った時に、あたりを見回して関係のないことを言ってごまかすこと。また、そのようにその場を言い逃れる事。
  • 左右を顧みて他を言う:答えに窮して、あたりを見回して本題とは別のことを言ってごまかす。

などがあります。

「お茶を濁す」や類語を使う場面には、あまり遭遇したくありませんが、もしもの場合は人を傷つけないようなごまかし方にしてくださいね。


おすすめの関連記事♪