結婚して三年。姑の態度に疑問を感じます。

帰省する度に、「料理ができない」「気が効かない」「こんな嫁は放っておいて、息子よ、家に帰っておいで」などと、足蹴にされて居場所もありません…。


足蹴にされる


と言いつつ、「足蹴」って一体なに?

いい意味ではない事は分かるのですが、本当の意味は知らない。なんて言葉は意外に多いですよね。

そこで今回は「足蹴にする」の意味や使い方を紹介します!



足蹴にするの意味・読み方とは?


「足蹴にする」は「あしげにする」と読みます。

「人に対してひどい仕打ちをすること」という意味です。



他にも、「足で勢いをつけて蹴る」と言う意味もありますが、慣用句としてはひどい仕打ちをすることで使うことがほとんど。

冒頭のお嫁さんは、姑にぞんざいに扱われて、ひどい仕打ちを受けていることです。

確かに、かなり嫌な状況。

あまり足蹴にされたくはないですね(;´Д`)


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足蹴にするの語源!

「足蹴」= 足 + 蹴る

「蹴る」は、「ける」という読み、ボールを蹴る、などの意味の「蹴る」ですね。

つまり、足で蹴飛ばすということです。

そこから転じて、雑に扱ったり、ひどい仕打ちをするという意味になりました。

大事にしているものを足で蹴ることって、まず、ないですよね。

さらに、恐ろしいことに、この言葉はモノではなく人に対して使われます(;´Д`)


しかも、「蹴る」と言えば、足で蹴るというのは当然分かることです。

蹴るの漢字にも足という字が入っているのに、、わざわざ「足」を重ねています。

これは、分かっていることをわざわざもう一回言うことで、強調している形と考えられますね。


足蹴にする

足蹴にするの使い方・例文!

実際には、足で蹴られた訳ではなくても、それぐらい扱いがヒドイときにも使います。

例えば、最近、旦那さんが仕事が忙しくて疲れている様子。

ちょっとでも元気をつけたくて、早起きしてお弁当をつくった。

なのに、旦那さんは「弁当なんかいらん」の一言。

「せっかく作ったのに、旦那に足蹴にされたわ」

なんて時に使います。


「私達のことは足蹴にしておいて、上司には取り入ろうと必死」

さすがにそういう方も、本当に足で蹴ったりはしないですよね。

でも、実際に足で蹴られることが、入ることもあります。

心身ともに傷付きますね。

「助けてください。としがみついてくる民衆を足蹴にした」

人を足蹴にできちゃうような人が、いるんですねぇ。

そんなことがあるから、慣用句が生まれるのです。


つぎに、足蹴にすることのツラい類義語をまとめてみました。


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足蹴にするの類義語は?

人のプライドを傷つけたり、羞恥心を抱かせたりするような行動をとるという意味で、「顔に泥を塗る 」「面目をつぶす 」「 顔をつぶす 」

感情を踏みつけにする という意味で、「コケにする 」「プライドを踏みにじる」「煮え湯をのます 」

全く取り上げることなく、否定するという意味もありますので、その同義語としては、「一蹴(いっしゅう)する」という言葉もあります。

これもまた、「蹴る」が付きますね。


他にも「蹴る」と付く言葉は、たくさんあります。

  • 「蹴りがつく」
  • 物事の結末がつくこと。決着すること。

    例えば、「喧嘩両成敗ということで蹴りがついた」などですね。

  • 「蹴落とす」
  • 自分がのし上がるために、すでにその地位にある者や競争相手をおしのけて除くこと。
    例えば、「同僚を蹴落として出世する」などと、使います。

  • 「踏んだり蹴ったり」
  • 続けざまにひどい目にあうさま。「踏んだり蹴ったりのしうちを受けた」と言えば、足蹴にされるより、ひどい目にあってそうですが、足蹴にする方が冷たいニュアンスがあります。

  • 「蹴破る」
  • 蹴散らす。または、蹴って破ること。

    例えば、「敵を蹴散らす」と言えば、勢いよく勝ち進んでいる様子ですね。



「蹴る」を使った言葉には、いい意味と、悪い意味の両方があります。

蹴ることが必要なパワーのときは、いい方向に働くようです。

蹴った方はいいけど、蹴られた方からしたら、たまっもんじゃないとなると、悪い意味になりますね。


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