何かの結果発表?子どもの病気?などなど、あなたも「気が気でない」経験をしたことありますよね?
「気が気でない」は主に心配で仕方がないときに、使われる言葉ですね。
感情を表す言葉はたくさんありますが、今回はこちら「気が気でない」です。
気が気でないの意味や使い方はもちろん、類語なども合わせて紹介しますね^^
それではまずは、意味と読み方から一緒に見ていきましょう!
気が気でないの意味・読み方!
「気が気でならない」や「気が気じゃない」とも言われますね。
何かが気になってしまって、今すべきことに集中していないということから、「気もそぞろ」なんて言い方もされます。
どちらも「気」と言い表されていますが、「気」とは具体的には何なのでしょうか?
次の章で見ていきましょう。
気が気でないの語源・由来とは?
「気が気でない」は、語源らしい語源がありません( ̄▽ ̄;)
ですから、ここでは「気が気でない」の意味を掘り下げて紹介しますね!
では、まずは「気」が表しているものから。
「気」には、「意識」「物事に反応する心の働き。」「あれこれ考える心の動き。心遣い。心配。」といった意味があります。
「気が気でない」だと、最後の意味が当てはまりますね。
では、「でない」はどうでしょうか?
一見、否定形のようにも見えますが、ここが日本語のむつかしいところ。
実は、言葉が省略されています。
もともとは、「~で仕方がない」なんです。
「仕方がない」には「 どうすることもできない。」「我慢ができない。たまらない」といった意味がありますよね。
つまり、「心配で心配でたまらない」という意味の言葉だったんです。
そして、「心配で心配でたまらない」ときの様子である「心配事がずっと頭から離れずに、落ち着かない様子。」「気になって、そわそわしている様子。」を表す言葉と意味が転じていったのです。
ここまでは、意味を掘り下げて見ていただきました。
だんだんと使い方も想像できできたんじゃないでしょうか?
次の章では、使い方を紹介しますね。
気が気でないの使い方・例文!
では早速、例文を見ていきましょう。
「心配事がずっと頭から離れずに、落ち着かない様子。」という意味で使われていますね。
次の例文はどうでしょうか?
「気になって、そわそわしている様子。」を表すのに「気が気でない」を使っていますね。
「心配事がずっと頭から離れずに、落ち着かない様子。」を表しているのですが「イライラしている」ともとれる表現ですね。
そう「気が気でない」は苛立ちも表すことができる言葉なんですよ。
こちらは、「気をとられて他のことが目にはいっていない様子」を表していますね。
「気が気でない」は自分自身にだけではなく、他の人に対しても使うこともできる言葉ですので、覚えておいてください。
と、こんなふうに「気が気でない」を使います。
「落ち着かない」「ドキドキする」を表す言葉ですから、使う場面にはあまり遭遇したくないですね(;^ω^)
まとめ
いかがでしたか?
「気が気でない」の意味や語源・使い方を紹介してきました。
「ドキドキ」「そわそわ」した様子を表すには、他にもあります。
一例ですが、紹介しますね。
- 浮足立つ:不安や恐れで落ち着きを失う。逃げ腰になる。
- 地に足のつかない:落ち着きのないさまや、冷静さを欠いた様子。
- 気をもむ:あれこれと心配する。やきもきする。
- じっとしていられない:早くやろうとして苛立つあせる。
- 居ても立っても居られない:心がいらだったり興奮したりして、落ち着いていられない。
などがあります。
英語だと、
- be terribly anxious about ~( すごく心配)
- distracted(なにか他のことを心配して集中できない)
などで、表すことができますよ。
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