動物園でパンダの赤ちゃんをみていると、友達が「そんなに目を細めてみて!」って言ってきました。
確かに私は目が悪いので、眼鏡やコンタクトレンズをしていないときは、大体目を細めています(笑)
しかし、友達はどうやら違う意味で使っている様子。
目や耳、手や足といろんな部位を使った慣用句が山ほどあります。
「目」が使われている慣用句だけでも、「目は口ほどにものをいう」「目を細める」「目に浮かぶ」などなど、パッと思いつくものだけでも結構な数になりますね。
「目を細める」って、目をほそーくして何かを見ている様子を表していそうだけど…
正しい意味や使い方は良く分かりませんね。
そこで今回は「目を細める」という慣用句の意味・読み方、語源や使い方について紹介します!
目を細めるの意味・読み方とは?
慣用句の意味しては、後述のほうの「うれしそうにほほえみを浮かべた表情」になります。
確かに、うれしそうな表情の絵文字とかでも、目が細くなっているものが多いですもんね(*^-^*)
それでは、次に「目を細める」がどのようにできた言葉か確認していきましょう!
目を細めるの語源とは?
人って笑顔を浮かべるときって、目が細くなりますよね!
「目を細める」は、うれしそうな微笑みを浮かべるときに、目が細くなっている表情のことをそのまま言い表した慣用句なんです。わかりやすい!
ちなみに、怒っているときや不機嫌なときに目を細める人もいるかもしれません。
しかし、そんな感情を表現するときには「目を細める」は使わないので注意しましょう。
そんな時は、「眉をひそめる」を使うと良いですよ!
目を細めるの例文・使い方!
先ほど、目を細めるはうれしそうなとき、かわいいものなどをみてほほえみを浮かべることと説明しました。
では、目を細めるような状況はどんなときか、例文を見ながら確認していきましょう。
- 久ぶりに会った孫の成長を見て、祖父母は目を細めた
- 同僚は飼っている猫の話をするとき、いつも目を細めている
- 数量限定の欲しかった時計を手に入れてから、時間を確認するたびに目を細めている
孫は目に入れても痛くないくらいかわいいって言います。
別々に暮らしているおじいちゃん・おばあちゃんにとって、たまに会う孫の成長ほど微笑ましいものはありませんね。
飼い主にとってペットは家族で、かわいいもの。
周りに話すときも思い出して、表情緩んじゃいますね(笑)
欲しかったものを手に入れられると、数日間はそれを見るだけで笑みがこぼれてきちゃいます!
きっとニヤニヤしているという表現も正しいと思うのですが、目を細めるを使ったほうが少し品が良い気がしますね。
似たような意味の言葉としては、「笑みがこぼれる」、「口元がゆるむ」、「頬がゆるむ」などがあります。
どれも、うれしくなって笑顔になった顔の様子を表していますね!
個人的な考えになってしまうのですが、「目を細める」は少しかたい雰囲気があるような気がします。
話す相手によって、「笑みがこぼれる」や「口元がゆるむ」などの表現を使い分けると良さそうです。
まとめ
今回は、「目を細める」についてまとめてみました。
意味は、そのままの意味で目を細くすることと、うれしいとき・かわいいものを見たときのほほえみを浮かべてる表情の2つでしたね。
慣用句としての意味は後者の、うれしいとき・かわいいものをみたときにほほえむことになります!
うれしいときやかわいいものを見たときに、目じりが下がってほほえんでいる表情からできた言葉なので、うれしいときや、ほほえましいものを眺めている状況で使われます。
見るだけで笑顔になれるもの、良いですよね!孫だったり、ペットだったり、好きなものだったり…目を細める機会があればあるほど、幸せな時間が過ごせそうな気がします。
「目を細める」の意味・使い方は今回でマスターできましたね!
どんどん使って覚えていきましょう。
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