人事異動等で環境や業務内容が変わって、なんだかイキイキしている人、あなたの周りにもいませんか?
そんな人を「水を得た魚のよう」だなんて言います!
今回は、水を得た魚のようの意味や読み方、使い方について紹介します!
それでは早速、意味と読み方から見ていきましょう。
水を得た魚のようの意味や読み方は?
ちなみに、改めて意味や読み方を調べて、大変なことに気がつきました!
なんと、今の今まで「水を得た魚のよう」の読み方は、「みずをえたさかなのよう」と読んでいました。
あなたも、間違って読んでたのではないでしょうか?
次の章では、なぜ「みずをえたさかなのよう」ではなく、「みずをえたうおのよう」と読ませるのか、語源とともに見ていきたいと思います。
水を得た魚のようの語源とは?
まずは、「水を得た魚のよう」の語源。
魚って、水がなければ生きていけませんよね。
丘に打ち上げられたり、釣り人に釣り上げられた魚ってぐったりしてますが、水の中に入った途端元気に泳ぐ姿をよく見ますね。
このことから、その人にあった環境に身を置くことで、その人らしくイキイキとする様子から、水を得た魚のようにが使われるようになりました!
では、ここからは、あなたも疑問に思っているなぜ「みずをえたさかなのよう」と読まず、「みずをえたうおのよう」と読ませるのかについて。
魚とは、もともと「酒菜(さかな)」と書き、お酒のつまみを表していました。
江戸時代以降の酒の肴には肉や魚が多く使われるようになり、魚肉を「さかな」と呼ぶようになったそうです。
また、川や海で泳いでいる魚類は全て「いを」と言っていましたが、それが転じ「うお」と変化していきました。
しかし、「うお」ってなんか言いづらいですよね。
不安定な母音が続くからなのですが、そのため川や海で泳いでいる魚類も「さかな」と呼ぶようになったそうです。
ですので、故事成語やことわざでは「うお」が正しい読み方!
ちなみに、なぜ江戸時代に魚肉を「さかな」と呼ぶようになったかと言うと、美味しいお魚がたくさん取れるようになり、酒の肴に食すようになったからですね!
ここまでは、意味、語源、読み方について見てきました。
次は実践編として、例文を用いて使い方について見ていきましょう!
水を得た魚のようの使い方・例文!
実際どのようにして使っていけば良いのか、例文をいくつか上げていきますね!
以上、4つ例文を出してみましたがいかがでしたでしょうか?
最後に、今までみてきたことのまとめに入りたいと思います。
まとめ
今回は、「水を得た魚のよう」という慣用句をみてきましたがいかがでしたでしょうか?
意味や使い方ではなく読み方にフォーカスを当ててみました。
読み方が間違えていることに気付いた人も多かったのではないでしょうか。
また、魚の語源についても見てきました。日本語って難しいですよね。
一つ賢くなった気になっていただけたなら嬉しいです。
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