先日、こんな記事を目にしました。
「サッカーの面白いところ・醍醐味はどんなところだと思いますか?」

「やはり、選手同士が阿吽の呼吸でボールを繋いでいく所です。」


阿吽の呼吸


サッカーを全く知らないとスポーツをする際の呼吸法のひとつ?って思う人もいるかもですが、実は有名な慣用句!

ちなみに、「阿吽の呼吸」ってなに?と聞かれたとき、あなたもきっちり説明できないのではないでしょうか。

今や子どもがやってみたい習い事で必ず上位に入ってくるサッカー。

「サッカーで大切な阿吽の呼吸って何?」と聞かれる日もそう遠くないかもしれません。

その時に困らないためにも、阿吽の呼吸の意味や語源・使い方について紹介しますね!



阿吽の呼吸の意味・読み方とは?


阿吽の呼吸は「あうんのこきゅう」と読みます。
意味は、2人以上の人が何かをするときの微妙な気持ちや考え。また、それがピタリと合う様子を表します。



言葉を交わさなくても意思疎通が出来ている。息が合う。という方が簡単わかりやすいですね。

もう少し詳しく「阿吽の呼吸」の意味を説明していきます。

実は阿吽の呼吸は

  1. 絶対に1人では出来ない
  2. 機械には出来ない

呼吸なんですよ。

①は、2人以上の人が何かをするの時の様子なのですから、1人では当然無理。
②は、機械には気持ちがないから。

こう考えると阿吽の呼吸の二人と聞くと仲が良さそうだな…と想像できますね^^


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阿吽の呼吸の語源とは?

「阿吽」何だか不思議な言葉ですね。

けっして、「あ」(感動詞)+「うん」(感動詞)ではありません。


実は仏教用語の語源になっているサンスクリット語からきているのです。

それぞれ

  • 阿は口を開いて最初に出す音→宇宙のはじまり
  • 吽は口を閉じて出す最後の音→宇宙の終わり

を表しています。

はじまりと終わりは切っても切り離せないものです。

つまり、生まれてから死ぬまで=万物の根源を表しているのです。

口を開閉する=切っても切り離せない息を吸うのと息を吐く動作。つまり呼吸の意味に転じ二人以上の息が合う様を表す言葉になったのです。


ちなみに、仏教だの、開いた口と閉じた口だの何か聞いたことあるぞ?と思ったあなた!正解です。

奈良の東大寺にある金剛力士像。この像は口の開いた阿形像(あぎょうぞう)と口を閉じている吽形像(うんぎょうぞう)が対(つい)になっています。

他には狛犬(こまいぬ)とシーサーの口も金剛力士像と同じですね。

こちらは転じる前の「阿吽」の意味である「万物の根源」を表していますよ。


阿吽の呼吸


阿吽の呼吸の使い方・例文!

こちらの章では例文を用いて使い方の説明をしていきます

サッカー記事がとっかっかりでしたので、例文もサッカーからいってみましょう!

  • サッカーは選手同士の信頼から生まれるアイコンタクトや阿吽の呼吸が重要となるスポーツだ。
  • パスを出したいところにあいつは走ってくる。俺とあいつは阿吽の呼吸でプレー出来るんだ。
  • さすが名コンビと呼ばれるだけあって阿吽の呼吸で仕事を次々と片付けて行ってる。
  • この師弟は阿吽の呼吸で料理を作っていくね。
  • お父さんが探し物をしだすと、お母さんは阿吽の呼吸でメガネを差し出す。さすがだ。

いかがですか、ここまで例文を読んでみて共通するあるものに気が付きましたか?

そうなんです、実はすべて何かを褒めていたり憧れを抱いているんです!

微妙な気持ちや考えを分かり合えるという事は、付き合いが長くお互いを認めている→相手を褒める行為につながっているのです。


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まとめ

阿吽の呼吸。すごく上手く日本人を表している言葉でした。

他にも

  • 目は口ほどにものを言う(気持ちがこもっている目つきは、 口で言うのと同じくらい思いが伝わる)
  • 以心伝心(いしんでんしん 言葉を使わなくてもお互いの気持ちや思いが伝わる)

なんて、ことわざや四字熟語もうまく表現している言葉ですよね。

ちなみに、阿吽の呼吸を英語にすると、

  • chemistry(相性)
  • synchro(同調)

などがしっくりしますね。

お、synchroがつくスポーツと言えば…

シンクロナイズドスイミング、まさに阿吽の呼吸が求められるスポーツです。

仕事にしろ、スポーツにしろ阿吽の呼吸で物事が進んでいくと、とても気持ちが良いし楽ですね。

阿吽の呼吸を経験すると上手くいくことが当たり前になってきて、胡坐をかきおごりか出てくるものです。

おごりが原因で人間関係が崩れて…なんてことにもなりかねません。

せっかく時間や経験を経て、阿吽の呼吸と言われる関係になったんです。

何事にもおごらず、仲間や周りの人たちを大切にしましょうね。


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