今日は、子どもの卒業式。
「卒業式って何度体験しても、感無量だよねぇ。」なんてママ友たちと話していました。
そのとき、あれ!「感無量?」「感慨無量?」どっちだっただっけ?と卒業式が始まるまでの、待ち時間だったこともあって、みんなして気になってしまいました。
テレビなどでもよく耳にする言葉なのに、いざというときに「あれ?」となってしまう。
そんな言葉って、結構ありますよね。
そこで今回はママ友たちと一緒に調べた「感無量」の意味や語源について紹介します!
意味を深く知ったことで、卒業式の感動具合もアップしちゃいましたよ。
それでは、まずは意味と読み方から一緒に見ていきましょう!
感無量の意味・読み方!
「感無料」とは書きませんので、誤表記しないように気をつけましょう。
でも、「無量」ってなんだか見なれない文字使いですよね。
いったいどういった過程で生まれた言葉なのでしょか。
次の章で、語源を見ていくことにしましょう。
感無量の語源・由来とは?
「感無量」の意味の語源は、「感慨無量」という言葉からきています。と、いうよりも「感慨無量」という言葉を略したのが「感無量」なんです!
つまり、「感無量」の語源は「感慨無量」という事になりますね。
「感慨無量」の意味は、「はかることができないくらい深く身に染みて感じ、しみじみとした気持ちになること。」です。
「感無量」と同じ意味になるのは、当然ですよね。
「感慨無量」には、語源らしい語源はなく単語ごとの意味が連なってできた言葉。
では、ここで「感慨無量」を単語ごとに区切って意味を掘り下げてみましょう。
- 「感慨」は、「心に深く感じて、しみじみとした気持ちになること。また、その気持ち。」
- 「無量」は、「はかることができないほど多いこと。 また、そのさま。」
という意味があります。
ふたつの意味を併せると、「はかることができないほど心に深く感じて、しみじみとした気持ちになること。」となり、無事に「感慨無量」と「感無量」の意味にたどり着くことができましたね!
言葉の成り立ちを見てきたことで、意味をより深く知ることができました。
次の章では、使い方を見ていきましょう!
感無量の使い方・例文!
こちらの章では、例文を使いながら「感無量」の使い方を紹介しますね。
私にも子供がいるので、成人式をむかえたときには感無量となるのかもしれません。
あきらめない気持ち・コツコツと努力することの両方が合わさって成し遂げれたんでしょうね。
まさに「継続は力なり」ですね!
「いろいろな感情や思いが混ざり合いうれしくてたまらない!」というときや「いろいろな感情や思いが混ざり合いとても感動している!」というときに使う「感情」を表す言葉ですね。
例文であげた、子供の成長・スポーツや勉強で成果が出たときが、まさにそのときではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたか?
「感無量」の意味や語源・使い方を見てきました。
「感無量」は「感情」を表すときに使う言葉でしたね。
英語だと、こんな表現になります。
I’m speechless with emotion.
「speechless」とは、感動したときなどに無言になるという表現です。
他にも、こんな表現で「感情」を表すこともできますよ。
ほんの一例ですが、紹介させていただきます。
- 心躍る:喜びや楽しい期待のために、心がわくわくする。
- 胸に響く:心に強く感じる。
- 心を打たれる:深い感動を与えられる。
- 感極まる:ひどく感動する。ひどく感動する。
- へそを曲げる:機嫌をそこねて意固地になる。また、気に入らないことがあってわざと意地悪する。
- 堪忍袋の緒が切れる:もうこれ以上我慢できなくて怒りが爆発する。
日本語って、本当に表現が豊かですよね。
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