「お母さん、公園の桜がいっぱい咲いてる!早く桜見しに行こう!」

春になると、お友達と一緒に食べるお弁当目的で「早くお花見しに行こう♪」とウキウキしだす我が子。


花より団子


花より団子を地で行く我が子だけど、いつまてこの食いしん坊が続くのやら…(^.^)

あれあれ?私、この時期だけ「花より団子」を「食いしん坊」って意味に使っている…
そんなことに今更、気がついてしまった!

この使い方も確かあっていたよね…

うろ覚えで、使っているから何かの拍子に不安になる。そんな経験、あなたにもあるんじゃないでしょうか?

「花より団子」の意味は「これ!」です。と、たまにはハッキリと言ってみたいですよね!

そこで今回は、花より団子について紹介します!

意味だけでなく、語源や使い方も合わせての紹介ですので覚えやすいですよ。

まずは、読み方と意味からスタートです。一緒に見ていきましょう。



花より団子の意味・読み方!


「花より団子」「はなよりだんご」と読みます。

意味は、

  • 花などの風流よりも実益や実質を重視すること。
  • 風流や芸術を理解しない人を批判する際のたとえ。

です。



誤表記や誤用を無くすためのには「語源を学ぶ」ということもひとつの方法です。

と、いうわけで次の章では「花より団子」の語源をご紹介しますね。


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花より団子の語源・由来とは?

 
「花より団子」の語源をたどると、「お花見」にたどり着きます。

桜の木下での「お花見」は、春の楽しみにひとつですよね(*^-^*)

「お花見」は、もともと作物の神様に向けての豊作祈願や感謝をするための宗教行事でした。

地域によって異なりますが、旧暦の3月3日または4月8日が花見の日と決まっていたんですよ。

起源は奈良時代、当時の「お花見」の花は「桜」ではなく「梅」で、平安時代になる頃に「桜」へと移っていったのです。

特に平安貴族とよばれる人たちは桜を愛しており、和歌にも桜を詠んだたくさんあります。


お花見の席でお酒や料理を持ち込んで楽しみだしたのは、安土桃山時代に入ってからのこと。

豊臣秀吉が京都の醍醐で行った「醍醐の花見」が始まりだといわれています。

江戸時代に入るとお花見が庶民の間にも広がり、桜の木下で宴会をおこなうようになりました。

このときによく食べられていたのが、桜餅や三色団子。

特に、三色団子はピンクが春の桜・白は冬の雪・緑はヨモギで夏を表しており、「秋が来ない」と「飽きがこない」をかけて人気だったそうです。

こうしてお花見は、花を見て優雅に歌を詠んだりして楽しむものから、お団子をはじめとするおいしい料理や長家を楽しむものへと変わっていきました。

そうなると…そうです、「花」よりも「団子」が目あての人が増え始め「花より団子」という言葉が生まれたという訳なんです。



なんだか、食い意地がはった語源で笑ってしまいますね。( ´艸`)

そう、実は隠れた意味として「食いしん坊」があるんです!

冒頭では、こちらを当たり前に使っていたんですね。

こちらは、冒頭同様 かわいらしくお使いください^^

「花より団子」の語源を学んだことで意味をより深く理解できました。そうなれば次は…実際の会話で使えるようになりたいですよね。

次のステップはそんなことも踏まえての例文で使い方を紹介します!

続けて見ていきましょう。


花より団子

花より団子の使い方・例文!

では早速、例文を見ていくことにしましょう。

今回は、意味別にわけて例文をご紹介することにします。それそれの特徴に気を付けて見ていってくださいね。

まずは初めは、「花などの風流よりも実益や実質を重視すること。」の意味の例文からです。

子どもが成長してくると誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントも、「○○がほしい!」ではなく、花より団子で現金が良くなってくるんだろうね

なんだか親としては寂しいな…



わかります。我が家もだんだんとそうなりつつある今日この頃です…

どうせなら、現金の大切さも学んでほしいものですね。

次は、「食いしん坊」という意味を使ってみますよ。

せっかくキレイな桜が咲いているのに、子どもたちは桜の花を見ることよりお弁当やお菓子に夢中。

食べ終わったら食べ終わったで、遊びに夢中だし(笑)

まだ幼稚園じゃ花より団子でも仕方ないか(*^-^*)



お友達と一緒に外で食べるお弁当。おいしいですからね♪

こんなかわいらしい、食いしん坊なら大歓迎ですね。

最後に、「風流や芸術を理解しない人を批判する際のたとえ。」の意味を使って見ましょう。

慰安旅行中に美術館に立ち寄ったときのこと。

「せっかくの芸術品なのに君たちには、花より団子なんじゃないかい。」と部長が一言。

そんな余計なことばっかり言うから、嫌われているんだよ!



この例文では、「芸術を理解できない」ということをバカにしていますね。

ということは、相手に嫌な思いをさせる言葉であるということです(;゚Д゚)!

こちらの意味で使う場合は、注意しないといけません。

特にビジネスシーンなどでは、相手のご機嫌を損ねたら大変なんて場合もありますからね。


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まとめ

いかがでしたか?

「花より団子」の意味や語源・使い方をみてきました。

「花より団子」は日本の四季の行事である「お花見」に語源がある言葉でした。

そんな言葉を英語で表現することはできるのでしょうか?

実は、「花より団子」に相当する英語のことわざがあるのです!

  • Bread is better than the songs of birds.(鳥の歌声よりパンの方が良い)
  • Pudding before praise.(賞賛よりもプディングのほうが良い)
  • Better have meat than fine clothes.(美しい服よりも食べ物のほうが良い)

と、いう表現もあるんです。

(  )内は直訳した場合の訳ですが、すべて「食べられないもの」よりも「美味しい食べもの」のほうがよいと、言っており「花より団子」そのものですね( ´艸`)


他にも世界各国で花より団子のような言葉があります。日本語訳でご紹介しますね。

  • おしゃべりで飯は食えない(中国)
  • 恋は色んなことができる、金は何でもできる(フランス)
  • 名言よりも食糧(ナイジェリア)
  • 価格は騙してもいい、ただし品物のインチキはやめてくれ(ポルトガル)

「食べ物」以外を望む国もあるんですね。


ちなみに、日本の類語も負けていませんよ。

  • 色気より食い気:見栄や外見より実益、中身を重視すること。
  • 名を捨てて実を取る: 世間的な名声を得るよりも、実質的な利のある方を選ぶということ。
  • 見栄張るより頬張れ:世間体よりも利害を優先したほうが得であるということ。
  • 花の下より鼻の下:芸術や文化よりも、まで暮らしを立てることが大事であるということ。
  • 華を去りて実に就く:みかけの華やかさを求めないで、地味で堅実な態度を選ぶということ。



テレビドラマ(漫画やアニメもありますね。)で一躍有名になった言葉である「はなよりだんご」。

しかし、ドラマの方は「花より男子(だんご)」と書きますので、間違えて書いてしまわないように注意しましょう。

間違えて書いてしまうと「テレビの見すぎ(‘ω’)ノ」なんて言われちゃうかもしれませんよ( ´艸`)


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