「今回のことは、しっかり肝に銘じておくように!」と最後に絞めて課長からの説教が終わりました…。


肝に銘じる


確かに今回は課長に怒られることをしたので仕方ないのですが、「肝に銘じるってどういう事?」なんて分からなかったけど、何となく納得した経験ありませんか?


まさか、怒られてる時に聞くわけにもいかず、モヤモヤ…。

かと言って、分からないままでは、また同じ失敗をするかもしれません(-_-;)

そうならない為にも、今回は「肝に銘じる」の正しい意味や使い方を紹介しますね!

この記事を読み終わるころには、課長の気持ちも分かるかも。。。


肝に銘じるの意味・読み方とは?


「肝に銘じる」は「きもにめいじる」と読みます。

意味は、「心に深く刻みつけるように決して忘れないこと。強く心に留めて、記憶すること。」


「めいじる」を命じると書いてしまいそうになりますが、命じるは間違い

正しくは「銘じる」と書きます。

しかしなぜ心に深く刻みつけて忘れないことを「肝に銘じる」と表現するのでしょう?

「肝」と「銘じる」にはどんな意味があるのか、見てみましょう!


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肝に銘じるの語源とは?

「銘じる」を漢和辞典で調べてみると

  • 金属や石などの硬いものに深く刻みつけること
  • 心に深く刻みつけること



「肝」とは文字通り人体の臓器の一つである肝臓のこと。

肝臓は身体の中でも重要な役割をすることから、物事の大切な要のことを「肝心」、「肝要」と使います。

また古代中国では臓器の働きなどの医学知識を陰陽五行説と深く結びつけていました。

この中国独自の臓器の知識を「五臓六腑」と呼びます。

臓器の機能の他にスピリチュアルな力が宿っていると考えていました。

肝臓には生命活動の維持としての機能の他にスピリチュアルな意味として魂が宿っていると言われます。

この事から、「肝に銘じる」とは魂に深く刻み込みつける記憶するということになったのではないでしょうか。


肝に銘じる

肝に銘じるの使い方・例文

次に「肝に銘じる」を使った例文と使い方をご紹介しますね。

肝に銘じるは、決して忘れないような出来事に対して使います。

例えば、

学生の時に遊びのつもりだったけど、友達に一生残る怪我を負わせてしまった。

過ちに気づいて、何度も謝罪したが友達の心と体に付けられた傷は決して癒えない…。

私は二度と過ちを犯さないためにもこのことを肝に銘じた


まずは「どんな出来事が起きたのか」を詳しく説明したうえで、「肝に銘じる」と最後に締めくくると相手に決意の重さや重要性を伝えられますよ。

ちなみに英語での例文は、take ~ to heart (~を深く心に留める、深く心に刻む)を使います。

例えば、I took my father’s warning to heart.(父の忠告を心に刻んだ)。

または相手に対して使う場合は、You should take her advice to heart.(彼女のアドバイスを深く心に留めるべきだ。)

主語 should(shallの過去形)do ~((主語)は~すべきである、したらいいでしょう)を使うと相手への忠告として使えますね。


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まとめ

同義語には「心に刻む」「胸に刻む」「心に留める」「脳裏に焼き付ける」「痛感する」「強く意識する」などがあります。

どの言葉も決して忘れないようにするという決意が込められています。

失敗するのは仕方ないですが、同じ失敗を繰り返すのは問題です。

失敗した原因をしっかりと肝に銘じて、成長していきましょう


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